Road Testにパスした話です

今回はちょっと発音の話からは全然かけ離れてしまいますが、たまには!ということで、私のプライベートな話をお送りします。私にとっては大事だったので!

と言いますのも、先月の2019年10月、NYで車のロードテストを無事パスしまして!やっとDriver’s Licenseを取得しました〜!(号泣)

先に感想から言うと、

心底ホッとした・・・それに尽きます・・・_| ̄|○

テストを受ける前は、緊張とプレッシャーとでご飯もまじで食べられなくなったほどです。。というのも、教官である私の夫、アンソニーの指導がめっちゃ鬼で!一番の難関であるパラレルパーキングの練習も、何度やってもうまく行かず、失敗するごとにもうず〜っと、文字通り怒鳴られまくりで!!それだけでも地獄を味わう気持ちでしたが、それから開放された、という気持ちが一番強い意味での、今、「感無量」です。。

と、結果から言ってしまうとそれで終わってしまうので・・・

ここで参考までに、アメリカの免許書を取るまでのシステムが日本とだいぶ違うので、ちらっとご紹介しますね。

Drivers Licenseを取るまで〜New York編

まず、DMV=Department of Motor Vehicles という場所に行きまして、ペーパーテストを受けます。このテストは道路標識や車線の種類、路上の運転のマナーなどについてのテストで、20分ぐらいのものです。このテストをパスして、簡単な視力検査をして合格するとPermit という、日本で言うところの「仮免」が受け取れます。このペーパーテストとPermitの発行料など、全部合わせて$65ちょっとか、$70弱だったような気がします。

(遠い昔、日本で仮免取るだけでも30万円以上払ったような記憶が・・・💧)

さて、このPermit、カード状のものなのですが、名前が「PERMIT」となっているだけで、見かけは本物のライセンスと全く一緒の顔写真付き、本物同様のIDとして使うことができます。(ちなみに、この言葉のアクセントは-mitにありますよ)

そしてこのpermitを持っていれば、通常のライセンスを持っている人が同乗していれば、という条件付きですが、もう一般の道路で即運転することができます。ただ、雨の日や夜暗くなってからの運転は禁止されていますが、後は通常のドライバーと同様に運転することができます。

有効期限は5年間あるようです。けっこう長いですよね〜。ここらへんがアメリカのおおらかさなのかな〜と思いますが。

このpermit、私は実は4年前、2015年に取ってまして・・・(あれ?なのになぜ2019年に期限切れ??)そこから少しずつ夫の同乗のもとに、運転を教えてもらいながらずっとしていたわけですが、通常の運転はまあ問題なくほとんどできるので、私生活に困ることはなく(これがいけないですよね〜)ロードテストをなんとなく後回しにしてしまっていて・・・(後回しは英語で、ちょっと長いですが procrastinate プロクラスティネイトと言います)、今回permitの期限ギリギリになってしまったんです、

というのも、ただただ・・・

パラレルパーキングの練習を怠っていたためです・・・💦

そういえば、もう期限が切れちゃうな〜・・・なんて考えている時に限って、

ここにきていろいろと夫の入院が重なってしまったりして、あと1ヶ月で切れちゃう!と焦り始めてやっとやっと練習が始まったんです。

難関はやはり・・パラレルパーキング!

こちらでは日本のような教習所、というシステムはないですが、ドライバーズ・スクールがあり、そちらに行けば1時間$60ぐらいでレッスンを受けられるようです。自分の車をまだ持っていない、とか、教えてくれる人が近くにいない、という場合はこちらにお世話になるのですが、うちの場合は夫が教えてくれるので、スクールには行ったことがなく・・・けれど、スクールではきっと、夫よりももっと優しく丁寧に教えてくれるんだろうな〜と思います。

ここらへんはYouTubeを見ると、たくさんの動画が出ていて、◯◯ドライバーズスクールの「一発でロードテストをパスする方法!」とか、「New York州のロードテストで抑えておくべきポイント!」みたいなのとか、まあたくさん出ているんですよ。

特に、ロードテストでは必ずやらなければいけない「パラレルパーキング」のやり方などはた〜くさん出ているので、それを見まくって研究しましたが、結局どの人も微妙に言っていることが違うんですよね。。で、最後は夫の教えてくれた方法にプラス、自分の感覚でやり通しました。だって違う方法でやろうものなら、めちゃくちゃ怒鳴られるんですから💦

でもそれが正解だったと思います。パラレルパーキングって言ったって、毎回違う状況なわけで、車の形、種類によっても違いますし、結局は自分の感覚でやるしかないんですよね。

動画ではたくさんのパーキングのパターンを見つけることができます、こうすればこうなる、ここで、この角度になったら何回ハンドルを右に回して〜、ここでミラーが前の車のライトに重なったら左に何回回して〜、などという方式、こちらではformula、という言い方をしますが、私は何度夫に「私にはformulaが必要なの!!」と訴えたでしょうか・・・でも、もう教えただろ!他に何が必要なんだ!?と怒鳴られるだけ、本当に大雑把なやり方しか教えてくれず、あとは自分の目と方向感覚と、手で覚えるしかないんだーー!という、なんというか・・・「星飛雄馬」的?なやり方でとことん叩き込まれ続けました。

(あぁ、思い出しただけで、どんより・・・💧)

ここだけ読むと、なんという夫なんだ!と悲しい目で見られるかもしれませんが、いやいや、普段はやさし〜、愛情深い人なんですよ、一言付け加えておくと。

なんてことで、この話は次の実際のロードテスト当日の話に続きます。

もう少しお付き合いくださいませ💦