あなたの英語発音がガラッとかっこよくなる発音を大公開!

AKOが15年余りニューヨークに生活する中で感じた、教科書英語からだけでは学べなかった生の英語発音の違いはたくさんありますす。

発音によっては大きな変化をもらたしたもの、はたまた地味な変化をもたらしたものと実に様々です。

今回はその中でも、大きな変化をもたらした発音をAKO独自の視点でピックアップして、「ベスト5」にまとめてみました。

この5つだけでもあなたの発音が変われば、ガラッと劇的に変わること間違いなし!

また解説動画もありますので、動画と一緒にこの記事を読んで頂くことで効果が倍増しますよ!ぜひ両方ともしっかりと見てこれらの発音をご自分の口で体感してみて下さい。

ベスト⑤〜ウの口(またはパッカーの口)でR音

R音を作る際にウの口にして発音する、ということは聞いたことがあるでしょうか?

ウの口とは、口をすぼめてウを言う時の口なのですが、こちらは通称「パッカー」と言われ、英語のR音を発音する際にはこのパッカーの口を付けるのが一般的です。

私自身、このパッカーを知って、自分のR音の発音はまだまだ平坦であったと気づいて、さらに練習を重ねて今ではだいぶ口が慣れてきました。

なのでぜひ、最初は「ここまで?」というぐらい大胆に作ってみましょう。

R音には3種類ある

R音と一口に言っても発音の仕方を指導する上では3種類のR音を練習します。

大きな口のR音:大きな口で発音する母音の後にR音がセットになったもの→car, heart, port, bear など

小さい口のR音:あいまい母音の/ə:/とセットになっていて、小さい口の状態でR音を発音→first, turn, heaterなど

Rからスタートする場合のR音:Rからスタートする単語、もしくは音節→right, rain, alrightなど

いずれのどんな時も、R音は全てウの口をつける、と思っていただいて構いません。

人によって大げさにパッカーにする人、そこまで大げさにしない人とさまざまですが、やはりこの口を付けてR音を発音すると響きがぐぐっとR音らしくなるので、ぜひ最初は大げさにパッカーを作って発音してみてください。その動きに慣れてきたら力を抜いて、大げさにしなくても自然なパッカーの口ができると思います。

R音連続のフレーズで口に覚えさせる

口の形に注目!👀

パッカーで思い出すのが、第45、47代アメリカ大統領のトランプさんです。公式のスピーチだったりするとこのパッカーがさらに激しくなりますね。

トランプさんのものマネをする人もたくさんいますが、みなさんこの口を真似ていますよ〜(笑)

自分ではやっているつもりでも、大げさに発音しないと音に出づらいので、最初は思いっきりウの口を意識してみて下さい。

例:The hand that rocks the cradle rules the world.(ことわざ)

→「ゆりかごを動かす手が世界を支配する」=将来の世界を作る子供たちを育てる人(特に母親)は、将来の世界に大きな影響を及ぼす、というような意味合いです

ベスト④〜ae音(エの口でア)のア

第4位は母音の一つ、通称「エア音のア」です。「横オープンの口」とも呼んでいます。

文字通り、エの口でアを発音する発音で、例えばcat, apple, manなどの母音のアになります。

この母音の特徴はもちろんその口の形もありますが、若干アの音が伸びるんですね。というのも声にした時に舌の上からアの音が前に流れるような感じで発音するからです。

例えば、日本=ジャパンの発音にこのエア音のアが入っているのですが、どこに入っているでしょうか?

発音記号は| dʒəpǽn |となるのですが、どこだかわかりますか?

正解は・・・パのところに入っていますね。なので、実際に発音する際にはジャパーンとなります。

昔なつかしい、郷ひろみさんが歌っていた歌詞にもありますよね、

「♪エギソチーーック・・・ジャパーン!!」

あのジャパーンがまさに英語の発音とリズムです。

もちろんジャパーンに限らず、他にもこのエア音の母音では口を横に開いて、アの音を若干伸ばすようにして発音するとぐぐっと英語らしいリズムが生まれますよ。

cat:キャット→キャーt

apple:アップル→アープl

man:マン→マ(メ)ーn

例:Shall I carry your bags?

参考記事:

but と bat の発音の違い

ベスト③〜フラップT

第3位は子音の一つ、「フラップT」です。フラップTという言葉、あまりご存じない方のほうが多いかと思います。

こちらはアメリカ英語独特の音なのですが、T音を発音する際に「省エネ」が起こって、T音をあまりはっきり発音せず、破裂させないで軽く舌先で上顎を叩くようにしながら発音する音、のことなんですね。

例えば、waterでしたらウォーターとは言わず、ウォーラーのようなサウンドになります。

コンピューターだったらコンピューラー、レターだったらレラー、バターだったらバラーとなってしまいます。

一応このフラップTになるにもちょっとした法則があります、それは・・

t が前後を母音に挟まれており、かつ、t を含む音節にアクセントが置かれていない場合

です。が、こんなことをいちいち考えて発音しているネイティブは誰もいないし、そもそもフラップTという言葉も知っている人は少ないと思いますので、理屈で考えず、あくまでもサウンドで覚えていきましょう。

これはアメリカ英語独特の「省エネ」から生まれる現象ですので、ぜひ力を抜いて、リラックスして発音してみて下さい。

例1:I’ll send you a letter. it’s better.

例2:Don’t put off till tomorrow what you can do today. (ことわざ)

ベスト②〜縦オープンのa:/ɔ

堂々の第2位はずばり・・・縦オープンの口の「オの口でア」、または「アの口でオ」の音です。こちらは母音になりますね。このサウンド、実はAKO本人もそうとう苦労した音なのです。

こちらは通称「縦オープンの口」と呼んでいますが、文字通り、

口を縦に開き、

横に広がらない音を作る

のがポイントになります。

と言っても、これだけではわかりにくいと思いますので、一つ例を挙げて見ていきましょう。

例えば、掃除用具の一つの「モップ」、発音記号を見ますと・・・

| mɑ(ː)p | mɔp |

と2つ表記されていて、若干音が伸びるパータンと短いパターン、という風に言うことが出来ます。

母音の発音記号はɑ(ː)が伸びる音、ɔの方は短い音、というわけですが、どちらも母音のサウンドは一緒なのですね。

この母音、サウンド的にはオとアの間の音で、実際はどちらかというとアに近い音に聞こえます。

しかしこういう微妙なサウンドが・・・私達日本人には非常に掴みどころがない、再現の難しい音なのです。。

なので、こういう音は、口の形から作ったほうが早い、それが「縦オープン」なのです。

縦オープンの口の作り方

頬の力を抜きましょう

①口をリラックスさせて、縦に開き、指二本ぐらいのスペースを開きましょう

②頬の力を抜いて、口が横に広がらないように気をつけましょう。また舌もリラックスさせてニュートラルな状態をキープして下さい。

③その状態でアを発音します。できるだけお腹に力を入れて、腹筋からしっかりと喉の奥からア〜と出してみて下さい。あくびをするような感じで出すと適度に力が抜けて喉の方にまで声が響いて、しっかりと深みのある声でアを発音できます。それが1つ目の母音 /ɑ(ː)/の発音です。サウンドはアとオの間ぐらいになるでしょう。

④それにも慣れてきたら、同じ口の形と姿勢でオと発音してみて下さい。サウンド的には両方ともそこまで変わりがないです。その音が/ ɔ /(通称逆Cと呼んでいます)の音になります。

この母音が完成したらあらためて単語で発音してみましょう。まずは・・・mopですね。

他にも・・・

top, on, on-line

all of 〜と言う時のallのオーがこのサウンド

・also, almost, alwaysなどのal-で始まる言葉

sauce, law などなど・・・

例1:I saw him the other day.

例2:I thought so.

ベスト①〜大きな口のR音

そして、堂々の第1位は・・・大きな口のR音です!アルファベットのRの発音、というとわかりやすいでしょうか。

こちらはベスト②でご紹介した縦オープンの口にR音がセットになった発音、例えばcar, part, heart, marketなどの母音になります。

このR音は私の指導する生徒さんでも苦戦する人が多く、マスターするのにかなり時間を要する発音の一つなのです、が、この音がしっかりと作れると、とたんに垢抜けた発音にガラッと変わりますので、ぜひ挑戦してみて下さい!

この発音の最大のポイントは、

R音で広角をキュッと閉じる感じ

①縦オープンの母音、アの音をしっかりと出してから

②R音をつける、

というこの順番です。ほとんどの方が最初からR音の舌が付いてしまうのでこの母音がなかなかクリアに出すことが出来ないのです。

なので最初は母音をしっかり出すことを心がけてみて下さい。

例えばcarだったら最初のカーで縦オープンのアをしっかり出す、ところまでを練習します、R音はまだ付けません。

そのアが確認できたらR音を付けて2段階で練習してみましょう。ここでのもう一つのポイントは・・・ウの口です。このオープンの口のまま、ウの口を付けるのが結構難しいのですが、広角をキュッと閉じる感じで作ると比較的作りやすいですよ。

この順番でca-r, ca-rと別々に練習し、慣れたら一つの単語としてcarと言えるようにしていきましょう。

他の単語も同様に練習してみて下さい。→dark, part, heart, marketなど

例:Charles has a large barn on the farm.

英語発音は一つずつ意識していくことで必ず変わっていく

いかがでしたか?このように言葉で説明すると長くなってしまいますが、説明はある程度理解できたら、それでいいです。

なにしろ一度自分の口で作ってみて、ポイントが掴めたら、あとは普段の英語を話すときに意識して形を作っていくだけ!で、必ず変わっていきます。全部をいっぺんに変えようとするのではなく、一つ一つ、じっくり取り組むことで必ず自分のものになっていきますよ。

ぜひ、この5つの発音からスタートして、あなたの英語発音の変化を体感されてください!👍