チャプレットの祈りに口が慣れてきたら、

今度は、その祈っている間に、イエス様の十字架の歩みをイメージしながら
祈ってみましょう。

ここでの黙想は、5 sorrowful mysteries、5つの悲しみの奥義、です。

 

1:The Agony in the garden

(c) Glasgow Museums; Supplied by The Public Catalogue Foundation

まず、最初の1連目を祈りながら、ひとつ目のSorrowful Mystery、
「ゲッセマネの園でのイエスの苦悶」を黙想します。

聖書によると、イエス様は十字架にかかる前、
ゲッセマネの園で祈っているところを捕らえられるのですが、

すでにこれから始まる十字架への歩みを前に、血の汗を流すほどに、
その祈りの中でもがき苦しんだ、とあります。

第一番目のSorrowful Mysteryは、このゲッセマネの園での祈りを黙想します。

 

聖ファウスティナは、その日記の中でも書いていますが、

イエス様がたびたび彼女に姿を現され、さまざまな教え、
また励ましを与えておられますが、

特にイエス様が通ったパッションの道のり、苦難をも
ファウスティナさんに特別な仕方で体験させた、とあります。

時々、表面には出てないのですが、
手や足、わき腹=イエスが十字架で釘打たれ、槍を刺された場所、が
痛みでうずくこともあったようです。

それだけファウスティナさんはイエス様と親密な関係を
常に保たれたんでしょうね。私には想像ができません。。

彼女の体験された詳細な説明は、その場面を黙想するのにとても助けになります。

少しでもイエス様の苦難をもっとリアルに黙想することができますように、
そして私たちのために支払われた代価の計り知れなさを
もっと思い知ることができるよう助けて下さい。。


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