英語で状況説明を簡単にする方法、あります

「○○がこう言ってたんだ〜」

「その時に○○って言ったらさ〜・・・○○って言われちゃったよ」

こんな感じで状況を説明すること、よくありますよね。

これを英語で話そうとすると・・・

時制が過去になるから全部過去形になって〜、さらに彼の/彼女の友達のことを話してたからhis/her friendになって・・・と、

話しているうちにだんだん頭が混乱してくる・・・🌀🌀

なんて思ったことありませんか?

そんな時に簡単に使えるのがふきだし💬の形で説明する、という方法です。

これですと、過去に起こったことも、その時に話してた時制でそのまま言えばいいだけなので、なんともすっきりと説明することができるんです。

英語で状況説明〜ジョンくんの主張

こちらの動画で、10歳の男の子、ジョン君の話し方がまさに、このふきだしの形でお話していますので、こちらを参考に説明したいと思います、

まずは動画をご覧ください^^↓↓

30秒あたりからジョン君が話し始めていますが、彼が学校のボードミーティングの中で、彼の意見を発表したことが話題となっています。

学校ではマスク着用が必須で、先生方もことマスクに関してはとても厳しい、そのおかげでストレスだし、お友達や先生の顔がマスクしているせいでわからない、ということを訴えたようです。

英語で状況説明をスムーズにする魔法のフレーズ〜I was like

そのジョンくんの話で頻繁に聞こえてくるのが・・・likeという言葉。

I was like….

She was like…

It’s like….

こういう言い方は、もうめちゃくちゃ頻繁にネイティブの会話では使われます。聞いてるとlikeの応酬、という感じです。

1分13秒あたりから、ジョンくんとクラスメートの女の子との会話の話をしていますが、このような感じで話してます。

So when I bumped into her at the school, I said ” oh hi!”,
and she’s like…” oh wait, that’s you?”
and I’m like…” oh… oh yeah…that is me.”
She’s like “oh, hi John! I really don’t see your face because all I see is just your eyes…”

(日本語訳)
学校で(クラスメートの)彼女に出くわした時に「オー、ハーィ!」って言ったんだ、
そうしたら彼女は(ちょっと間を置いて)「ん?待って・・・ジョンなの?」
で、僕も(ちょっと間を置いて)「そ、そうだよ・・・僕だよ」
それで彼女は(やっと気がついた感じで)「ハイ、ジョン!あなたの顔ってわからなかった、だって(マスクしてるから)見えるのは目だけだから・・・」

と、こんな感じで、臨場感たっぷりに説明してくれました。

この中でジョン君が言っているshe’s like とはshe was likeが短くなった形ですね。

このふきだし、というのは、だれかが言った言葉、という意味でのふきだしです。日本語での「○○」(かっこ)と考えるとわかりやすいですね。これは英語ですと ”○○” にあたります。

そして会話では、likeのあとにふきだし部分を付け足すだけでいいんです。

このふきだし部分は、その時、その場にいた人が言ったことをそのまま言うことができるので、シンプルで簡単、しかも実に情景がありありと浮かんでくるような話し方にできます。

そして過去に起こったことでも、その場にいた時に言ったままを言えるので、現在形でもまったく問題ありません。

会話の最初に過去の時点に戻る前置きをする

I was like…が使われている例をもう一つ!こちらの動画をご紹介します

この方もI was likeで自分はこう言った、he was like.. で彼(お父さん)が言った、と状況を生々と描写していますね。

このふきだし式で会話する場合、まず最初にその時の時制に戻る前置きがあるといいですね。

この方のように、

One time I asked my dad, と、前置きがあるのでその後の I was likeが自然につながりますし、聞き手もその前置きのおかげで、その過去の時点に一緒にさかのぼれる訳です。

そしてI was like 以下はその時の時制に戻って話せるので、時制を考えなくていい、だから余計に相手にもその時の描写が鮮明に伝わります。

ぜひ使ってみてください!