英語音読のナチュラルなサウンドを作るために
英語を話す時に、または英文を読む時に、自分が読むとなんかサウンドが違う、英語らしいサウンドにならない、でもどのよう直したら良いのかわからない・・・
そう感じたことはありませんか?
はい、私もそういう経験がありますし、そういう声をACEメンバーズの方から聞くことも多いです。
そのなんとなく・・・というのは実は、単語の一つ一つを発音し、それらが全部同じような調子、単語動詞がつながらずブチブチ切れたようなサウンドになってしまうから、だと思います。それがいわゆる「棒読み」という状態ですね。
そんな英語棒読みをあっという間に!解決する方法を最近発見しましたので、シェアしますね。
それはズバリ、
「テープを遅まき再生にした時のように読む」です。
もちろんスピードは落ちますが、サウンドを作る上では劇的に変化するんですよ!
英語サウンドには欠かせない、英語の音素である子音、母音、言葉のつながりが自然にはっきり出てきます。また声の響きが変わるだけでなく、頬や口周りの無駄な力も適度に抜けて、リラックスした状態にすることができますね。
というわけで、さっそくやり方を見ていきましょう〜👇
英語の脱棒読み!テープ遅まき音読トレーニングのやり方
①まずなんでも良いので、ご自身の英語教材などの音声付きの文章を用意しましょう。
ここでは例として、このような文章を用意しました。
(例)
I want to live out in the country.
It’s way too noisy in this city.
Lots of cars always go by my window.
Trains make a lot of noise.
Now the phone is ringing.
Dogs are burking, cats are fighting…
I’m getting sick and tired of all the noise here.
What a life!
There must be a quiet place where I can live.
②その文章を自分なりに音読して、ビフォーの記録として録音して残しておいてください。
③次に、その文章を文字通り「テープを遅まきにしたようなサウンド」に作りながら大げさに、ゆっくり音読します。遅まきですから単語同士のつながりもじっくり時間をかけてつなげて発音してみてください。この音読は最低3回は行いましょう!
④さらに文章の中で、この言葉が相手に伝えたい部分だよな、と思うところにストレスを置いて、強調する部分とそうでない部分の区別がしっかり付くように自分なりにイントネーションを付けてみましょう。
⑤最後に普通に音読して録音しておきましょう。ビフォー・アフターと聴き比べると驚くほど変化していると思いますよ!
自分の英語音読を客観的に聞いてみること、オススメです
上記の②で、強調する部分とそうでない部分、というのを意識していただきましたが、どこを強調するかというのは一応、内容語と機能語、というくくりがあります。
内容語というのは、相手に伝えたい情報が含まれる言葉で名詞、動詞、数字、感嘆詞など、機能語は文章の機能を果たす役割、冠詞や人称代名詞、前置詞など、というくくりがあるのですが・・・基本的に自分が強く感じている=相手に伝えたい!という部分を強調することで、自然とイントネーションが豊かになっていきます。
そしてそれが、自分らしい英語になってくるわけですね〜。
また、自分の英語が日本語っぽいのはわかるんだけど、どこが違うのか、何を直せば良いのかわからない、という方がほとんどだと思うんです。
そんななんとなく、を解決するにはまず、自分の英語のサウンドを客観的に聞いて、ネイティブのそれと聴き比べてみる、というのは結構効果的なんですよ。
それには「テープ遅まきサウンド」、かなりな効果を発揮します。このキーワード、結構自分の中でヒットなんです!
ぜひこのキーワードで音読練習、お試しあれ!