英語発音は発音の仕方、だけでなく、実は声の響きにも重きを置いて練習します、日本語よりも声を響かせる部分を多く使いますので、実はボイトレにもかなり効果があるんですよ!
今回はそんな英語発音を使ってさらにわかりやすい形に改良した、中音域強化のエクササイズをご紹介したいと思います。
名付けて、「Happy ボイトレ・エクササイズ!」
この方法は特に、
- 中音域が安定しない人
- 裏声の発声が定着している人
- 息が続かずに困っている人
などなどにおすすめです。発音を使ったアプローチでわかりやすくできますよ、
絶対に笑顔になっちゃうこのエクササイズで、顔も心もHAPPYになってしまいましょう♫
※このエクササイズを行う前に、リップロールで喉を温めておくことをオススメします。
→ブログ記事「リップロールは英語発音にも効く」の最後に音声ファイルを載せています
ae音〜前に流れるアの母音
まず、地声に近い形で声が出しやすい発音として、ae音を中心にエクササイズを進めていきます。
ae音とは、エの口でアを言う、アの母音の一つです。
わかりやすいところで言うと、Apple、Cat、Man、Japanの-pan などの音、になりますね。
そのae音をまず練習し、舌の形や位置を確認しつつ、
- アの音が[喉の奥]からしっかり出る
- さらに口の前に流れるようなイメージ
の2つのポイントを抑えて出せるようにしていきます。
その後、H音からスタートする言葉、HAPPYを使って、裏声に近い形でae音を出し、音階をつけつつエクササイズを進めていきましょう。
エクササイズの内容を動画にまとめましたので、まずはこちらと一緒に声を出してみてください。
まず自分のクセを見極めよう
歌う時の姿勢、とは、往々にして、かなりクセがある場合が多いのです。
クセというのは自分で知らないでやってしまっている事ですので、そのクセがあるおかげで歌が歌いにくい、声が安定しない、という場合は、そのクセを直す必要があります。
動画でも言っていますが、かなりの確率で、舌が引っ込んでいる方が多いのが現状です。
ですので、ぜひご自分で鏡を見ながら、自分の舌の形や位置を確認しながらやってみてください。
クセが発見できれば、もう半分は改善できたようなものです、それを直していくのにあと半分の作業と努力が必要ですね。
ぜひae音を使って、ご自分の声をリセットしていきましょう。
エクササイズはまだこれでは終わりませんよ😁
続きは次回にお届けします♫