私はこちらNYで、2つの教会のミサで毎週土曜日、日曜日とそれぞれで歌っています。
毎週土曜日は一般的なミサで、Cantor=ミサで賛美をリードする役割、
そして日曜日はラテン語のミサで、グレゴリアン・チャントなどを歌う少人数のクワイヤで、主にアルトパートを歌っています。
このラテン語ミサの方は、伴奏なしの全てがアカペラ、しかも練習もミサの前のほんの15分とかしかなく、ミサが始まり不安と緊張感が高まる中でいきなり歌わないといけません。
譜面はあるのですが、初見でなんて絶対無理!な私は、あらかじめ送っていただいた譜面を元に、アルトパートを自力で練習して準備するしか無いのです。
それでも当日いきなりキーが変わったりすることもしばしばで、伴奏もなにもないので音のイメージがわからず、撃沈・・・という。。
本当に毎週、何が起こるかわかりません。。💧
(実はそんな緊張とプレッシャーとで、このクワイヤを一時期お休みしてたんです、が、最近また復活した、という事実・・・です)
そんな中で、いろいろとアルトパートを歌う上で大事だな〜と新たに思うこともいろいろと発見できたので、そんなことを2回に分けてまとめたいと思います。
アルトはメインのメロディーとの和音でとらえる
以前にも、アルトパートを歌うコツ、などをまとめてきましたが、あらためて必要だな〜と思うのはやはり、アルトパート(他のパートでも一緒です)は、
メインのメロディーとの和音で捉える、
ということなんです。
逆に言うと、音程に迷うのは、
そのハーモニーの和音がイメージできないから迷うのだ、
ということなんですよ。その事をつくづく、アカペラで歌うようになって気づきました。
特にバックの伴奏がないと、ハーモニーの目安になる音が他に全く無い、声だけの丸裸な状態なわけで、
その状態ではハーモニーがどのような和音なのか、ということを自ら常にイメージしながら歌わないと、ほんっとに何も成り立ちません。。
さらに途中で曲調が変わったりすると途端に迷いが生じ、見失って・・・もう音が取れない・・歌えない・・、という自体になってしまいます。そんな事、何度あったことか。。💦
しかし毎週のことですし、曲メニューも毎週変わります。しかも、アルトは私一人!ということもしばしばな小さなクワイヤです。
もう自力でなんとかするしかないので、やりながら、自分の準備の仕方がだんだん整ってきました。
というわけで、私が実際、この毎週変わるアカペラの、しかも超難しい曲を、どのように練習してミサに備えているか、AKO流のやり方を、次回の記事で大公開!したいと思います。
お楽しみに♫