前回のHappyエクササイズに引き続き、ae音を使ってさらに芯のある中音域の声を作っていきましょう。
ae音とは・・・
エの口でアを言う、アの母音でした。
口が横に開いている分、息が漏れにくくなっている状態で声を出すことが出来ます。
今回はさらに、子音のB音:唇をしっかりと付けた状態から勢いよく破裂させて作る音、を使って、口の前から音をスタートさせていきます。B音を使って勢いよく母音を前に出すようにしてae音を作ってみてください。
今回も動画でまとめましたので、こちらで一緒にエクササイズしていきましょう〜♫
※このエクササイズを行う前に、リップロールで喉を温めておくことをオススメします。
→ブログ記事「リップロールは英語発音にも効く」の最後に音声ファイルを載せています
Contents
中音域強化の動画レッスンつづき
前回やりましたae音をまず確認し、もう一度、鏡でチェックしながら舌の形や位置を確認しつつ、
- アの音が[喉の奥]からしっかり出る
- さらに口の前に流れるようなイメージ
の2つのポイントを抑えて出せるようにしていきましょう。
それでは、Let’s get started!😄👍
中音域強化レッスンのまとめ
いかがでしたか?今回は、英語の母音、ae音の発音を中心に、
- ae音の出し方の確認
- まずHappyという言葉でH音からスタートし音階を付ける
- Handという言葉にして最後の-nd のn音を使ってヘッドボイスも加えていく
- Bandという言葉でB音を使って唇からのスタートで声に勢いを付けて出し、
- 最後にae音で声門閉鎖音からのスタート
という順番でのエクササイズでした。
いきなり声門閉鎖でやってしまうと喉に負担がかかりますので、まずは出し慣れている裏声の状態、H音の発音でスタートし、徐々にのどの奥からの音ということに慣れさせて、次に唇からスタートできるようにB音を使って息が漏れにくい状態にして声を出し、そして最後に声門閉鎖音、という段階で作ってみました。
このエクササイズは1〜2回やったぐらいでは効果はあまり出ないと思います、なぜかと言うと、中音域でのトラブルは比較的、「クセになっている歌い方」が顕著だからです。
クセを直すためには時間がかかります、しかし新しいクセ付けをしてあげることで、必ず改善しますので、ぜひこの動画と一緒に何度もやってみてくださいね。
それでもわからない、という方は、一度レッスンを受けてみてください。一緒に解決していきましょう〜😄👍
追記:さっそくこのエクササイズをやってくださった方から、こんなコメントを頂きました。
ボイトレの動画、やってみました。
Hさん
鏡を見ると、やっぱり舌が上がってます😓
下げると音が変わりますー❗️
こんな感じで、みなさんからのご感想もお待ちしております、ぜひお気軽にお寄せくださいませ♫