歌を歌う時に、からだでリズムをとることは欠かせませんね。逆にからだを動かさずに歌う、というのはなんとも難しいものです。

前回の記事では、リズムに合わせながらからだを左右に揺らし、さらに足でリズムを取りながら鼻歌などで歌う、というところまでやりましたが、

今回はもう少しリズムを自分から意識して、より細かなリズム、躍動的なリズムを作っていきたいと思います。

このリズムが取れるようになると、アップテンポの曲を歌う時に非常に歌が安定するようになりますよ。

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バウンスを加え、からだでリズムを作る!

足でリズムを取ることに慣れてきたら、そのステップを踏みながら、足のリズムと一緒にからだを上下にバウンスさせてみましょう。座ったままでも立ち上がってもできますね。

この上下はたいがい、8分音符のところになるでしょう。

上下をアップ・ダウン、と言い換えると、足を踏んだ時にダウン、アップ、次の足を踏んだ時にダウン、アップ、と一つのステップに2つ、リズム(=拍)が入りました。これが、ダウン・ビートです。

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それに慣れてきたら、ダウンアップを逆にしてみましょう。ちょっとこんがらがっちゃうかもしれませんが、慣れれば簡単です。 足を踏んだ時にアップを先にしてダウン、次のステップでまたアップしてダウン、これがアップ・ビートですね。

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アップダウンをするのに、わからなくなちゃったら、足踏みをやめて、からだの上下だけで、リズムを刻んでみましょう。そのリズムを刻みながら、徐々にステップを踏んでいけば、自然にリズムの感覚がつかめると思います。

ダウン・ビートなのか、アップ・ビートなのか、は、ご自分で曲を聞いてみて、その感じるままにやっていただければ結構です。どれがダウン・ビートで、アップ・ビートなのか、というのは決まってるわけではありません。自分が、その音楽にのりやすいパターンが正解だと思って下さい。

バウンスをさらに細かくする

ここまでできるようになったら、さらにリズムを細かくとってみましょう。

先程は8分音符、という音符の長さでしたが、それを倍にして16分音符にしていきます。

ということは・・・体の上下の動きをさらに早くしていく、ということになりますよ!

まずはダウンビート、足を踏んだ時に体が下、に来る場合でしたね。そこから体の上下を倍の速さにしてみましょう。

一つ足を踏んだ時に、体のダウン、アップが2回入る形になります。

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口で言うと、リズムは

タタタ、タタタ、タタタ、タタタ…..

ということになります。口で言うとわかりやすいですね。そのリズムをからだの上下で作っているわけです。

そして慣れてきたら、アップビート!足を踏んだ時にからだが上に来ますよ。

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速いテンポほど大きくリズムを捉える

ここまで早いリズムをからだでとっていても、忙しくならずに安定したリズムを取る、そのポイントは・・・足でとっている大きなリズムです。

早いテンポの音楽であればあるほど、大きくリズムを捉える、ということも大事になってきます。リズムが早いと、どうしても歌を合わせるのに焦ってしまって、安定感にかけてしまうものなんですよね。

そんな時には、逆にリズムを大きく捉えると歌の安定感が増します。私も歌っている時の足はだいたい大きなテンポをキープして、自分のリズムを崩さないようにしています。

いずれにしても、リズムは頭で考えるとこんがらがっちゃいます、まずは音楽に耳を傾けて、そこで流れているリズムのサイクルに合わせて、ビートをからだで感じてみましょう。 その上でからだを上下にバウンスさせたり、ステップを踏んだりして、自然の流れに任せてみて下さい。まずは、からだでリズムを感じることが大切です。

バイブレーション=心臓の鼓動

別の話になりますが・・・

私は以前にドラムをやっていたせいか、歌っていてもドラムはかなり聞いている方だと思います。ドラムのキック、スネア、それらの間を縫ってさらに細かく入るハイハットの刻み・・・などなど、かなりリズムには敏感です。

そんなドラムのビートと歌とが一体になった時の、曲の「うねり」というか「波」を一緒に感じている、という感覚がなんともたまりません。

なんというか・・・「バイブレーション」、音の振動の波ですよね。

このバイブレーション、英語でもvibration ですが、この語源になっている言葉、[viv](ヴィヴ)というのはラテン語で、「命」とか「生きる」、という意味なんだそうです。ここからvibration=心臓の鼓動、とか振動、という言葉が生まれました。

要は、私達は自分の体にもともと心臓の鼓動=リズムを持っている、その鼓動は命の証ですね!

そのリズムというのは、他のリズムと同調した時、ドラムや他の楽器などと一体になると、なんとも興奮が高まりますよね〜!日本の和太鼓なんて聞いていると、からだが自然と興奮してきて、なんというか・・・居ても立っても居られない、というか、なんとも言えない躍動感を感じたりしませんか?

そんな曲やリズムの振動、波長を自ら捉え、感じることができるように、まずはからだでリズムを作っていきましょう。からだがリズムを感じることでより音楽をダイナミックにとらえることができます。

そうなった時の歌は・・・自然と音楽のバイブレーションを反映した、ダイナミックな歌、生き生きとした歌になっているはずです!