この祈りは形が決まっているので、その型通りの順番で祈っていくことが
望ましいのです、が、

まずは、メインの祈りから見ていきましょう。

 

チャプレットの順番リスト

まず先に、チャプレット全体を順番にリストアップすると、

 

●はじめにSign of the crossをしてから

  1. The Lord’s Prayer
  2. Hail Mary–アヴェ・マリアの祈り
  3. Apostle’s Creed–使徒信条

 

●大珠で、1回

   4.Eternal Father,

Eternal Father, I offer You the Body and Blood,

Soul and Divinity of Your dearly Beloved Son,

Our Lord Jesus Christ, in atonement for our sins

and those of the whole world

(日本語)

永遠の父よ、私たちと全世界のすべての罪の贖いのために、

あなたの最愛の子、私たちの主イエス・キリストの御体と御血、

御霊魂と神性を御前に献げます。

●小珠で、10回

   5.For the sake

For the sake of His sorrowful Passion,

have mercy on us and on the whole world (x10)

(日本語)

イエスの痛ましい御受難によって、

私たちと全世界に慈しみを注いで下さい。

●4~5をセットで5連唱えたら、締めくくりに3回

   6.Holy God

Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One,

have mercy on us and on the whole world (x3)

(日本語)

聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、

私たちと全世界を憐れんで下さい。

はじめのThe Lord’s Prayerを始めとする1〜3は、
ロザリオビーズの最初、十字架の部分で祈っていきます。

そして4のEternal Father…(1回)は、大きなビーズ、

その後に続く10個の連続した小さなビーズを一つずつ指で数えながら、
その次の5、For the sake…を10回唱えます。

この4と5を1セットで、計5回、祈り終わりましたら、

6のHoly God…の祈りを3回祈って終了です。

 

祈り始める前に、自分の祈りを加えられます

まず最初に、Sign of the cross、右手で十字を切りながら、

「In the name of The Father, and of The Son, and of The Holy Spirit, Amen.」

と言って始めます。

こちらの図では、最後がHoly Ghostとなっていますが、これは昔の言い方です。こちらでも、Holy Spiritでも間違いはありません。

 

その後、チャプレットに入る前に、ご自分の祈りの課題があったら、
それを祈ってから始めましょう。

何か祈りの目的があるほうが、チャプレットの時の祈りも心を込めやすいと思います。

 

英語で祈ることに、まずは慣れてみよう

これら全体を祈っても、15分から長くても20分ぐらいで終わります。

その間、ずっと英語を発話しているわけですから、かなりな訓練になると思います。

まずは、この祈りの流れで最初から最後まで祈れるように練習してみましょう。

口がだんだん慣れてきたら、今度はその4〜5の1セットを5回、
祈っている間に、各1連ごとそれぞれの中で、
イエス様の十字架の歩みを、イメージしながら祈っていきます。

 

次のページでは、チャプレットを祈る際の黙想、
メディテーションの内容を見ていきます。

 


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