ここからは、私自身が個人的に実感していることなので、理論的な実証があるわけではないのですが、

前回触れた、高周波が聞こえる耳にしていくことは、可能だと思っています。

その高周波が聞こえるようになった時に、「以前よりも英語が聞こえるようになった!」という劇的な変化が生まれる・・かもしれません。

聞こえたまま口でアウトプット、シャドーイング

シャドーイング、という言葉聞いたことあるでしょうか?

英語でも何でもいいんですが、聞こえた言葉をその場で、その音に少し遅れてかぶさるようにして、どんどん聞こえたままを自分の口でまねしてしゃべってみる、

これがシャドーイングです。

英語の訓練としては定番の方法で、同時通訳者になるための練習方法としても有名です。

以前はシャドーイングを侮っていましたが・・・💦

それを意識してするようになってから、だいぶ英語を聞いたときの輪郭がはっきりとしてきました。

この「自分の口でしゃべる」ということが、自分の中では重要だと思っています。

というのは、意識をしてもしなくても、自分の口で発音した音は全て、自分の耳でも聞こえています、

その自分の口が子音の音、高周波の音を発音すればするほど、それを耳で認識する度合い=聞こえてくる度合いが自然と高まってくると思うんです。

また、シャドーイングは、リスニングに比べて、自分の口でしゃべろうと、耳でさらに音をキャッチしようとしますから、聞こう、という意識がもっと強く必要になり、必然的に聞こえる量も増える、と思います。

意味がわからなくても、理解できなくても、とにかくどんどんシャドーイングしてみる、簡単なものでいいので、やってみるといいと思います。

YouTube で、シャドーイングで検索すると山のように出てきますし、自分の興味のある英語の動画、好きでいつも見ている動画、など、普段何気なく聞いている動画の音声でも、もしくはすでに持っている英語教材の音声でもいいでしょう、

最初の5分はシャドーイングしてみる、などやってみることをお勧めします。(→私は最低3回はやる、と決めています)

最初は簡単で短いのからやることをお勧めします!!

そして意味がわからない単語が出てきても、そのまま発音しておいて、その後で意味を調べてみて、意味がわかった状態で、もう一回同じものをシャドーイングをすると、なお、理解度が深まった状態でできますので、単語を覚える、という意味でもなおさらいい練習になりますね。

すぐに効果が現れるものではないので、ある程度時間が必要ですが、ある日突然、「あっ!前よりも聞こえるようになった!」と思う日が必ず来ると思います。(*^^*)

ACE プログラムでもこの方法を採用

ACE & Musicでは、英会話のプログラムをありますが、その中でメインで行うのが、こういったシャドーイングも含めた、独自の音読メソッドなんです。

まずはテキストにある文章を意味を理解した上で音読し、シャドーイングして、そこにとどまらず、

それを自分の言葉のように意味理解が伴った状態で音読してから、最後にもう一度、音声に合わせて音読する、という、

なん段階にも分けて一つのトピックを何度も、じっくりと音読練習していきます。

とかくアウトプットすることがない英語学習は、なかなか結果に繋がりません。

どんどんアウトプットして、英語力を、コミュニケーション力を高めていけるといいですね!