発音が良い、しかしそれゆえのコンプレックスもあった私

発音が良いと、とかく外人に話しかけられることが良くあります。

というのは、発音が良いだけで、この人英語しゃべれるんだ!と思われ、相手が心を開いてくれるみたいです。

まあ、日本語だって、きっと日本語の発音がすごいきれいだったら、普通に「この人日本語しゃべれるんだ」って思いますもんね。。

昔の話ですが、私がまだ日本にいた時に、コンサートなんかで英語の歌を歌うと、やっぱり発音が良いので、何度もそういう事がありました。

しかし当時の私は、今よりも輪をかけてシャイな性格で、それまであまり外人と話す機会もなく生きてきたので、

いきなり話しかけられても、ですね・・

とたんに頭真っ白!タジタジで・・片言の英語で話すも、相手にがっかりされて、終わり・・ということを繰り返し、

私の「外人恐怖症」はどんどん作られていったのでした。

父が買って来きてくれたレコードプレーヤー

そんな過去の話もありますが、それぐらい発音が良いというのは、逆に言えば大きな武器になりますよね。

まあ、音楽をやっているから耳が良い、と言われてしまえば、そうなのかもしれませんが。

私の英語の発音は、きっとあの時にできたのだ、と確信している事があります。

もっともっと過去をさかのぼって、私がまだ小学校に上がるか上がらないかの幼少期。

家庭はどちらかと言えば貧しい家庭だったのですが、ある時、父親が質屋で大きなキャビネット型のレコードプレーヤーと、2枚のレコードを買ってきた時があったんです。それを見て私は、幼心にすごくものめずらしくて、すごくワクワクしたのを思えています。

その2枚のレコードとは・・・

ある民謡歌手のアルバムと、カーペンターズの2枚組アルバムだったんです。

私はそのカーペンターズのレコードが大好きで大好きで、もう毎日のようにず~っと聞いていました。

もうず~っと聞いているので、だんだん一緒に口ずさんで歌うようになり、曲順も全て覚えてしまうほどでした。

もちろん当時、英語なんか習ったこともなかった私、単語も何も知りません、ただ聴いたままをコピーして歌っていたのです、それもずっとレコードに合わせて。

御存知の通り、カーペンターズのカレンさん、とっても発音がきれいですよね、それにクリアですし。その発音がきっと自然に私の口に染み付いていったんだと思います。

その経験こそが、今の私の英語の発音を作ってくれた、と確信しています。

その後、どれだけレコードプレーヤーがうちにあったのか覚えてないんですが、きっと父がまた質屋に持って行く時まで、幼少の私はずっとカーペンターズを、文字通り「ヘビロテ」で聴いてたと思いますね。

「好きこそ、物の上手なれ」

ぜひ、発音が苦手という人は、自分の好きな曲を1曲選んで、それに合わせて歌ってみてください。歌詞なんか見なくたっていいんです、

聴いたままをそのまま何度も歌ってみることで、きっと発音が自然に身についていくんじゃないでしょうか。

もちろん、カーペンターズは、私の永遠のお勧めです。

♫ Close To You by Carpenters ♫

Why do birds suddenly appear,
ev’ry time you are near?
Just like me, they long to be close to you.

Why do stars fall down from the sky,
ev’ry time you walk by?
Just like me, they long to be close to you.

On the day that you were born the angels got together.
And decided to create a dream come true.
So, they sprinkled moon dust in your hair of gold,
And star-light in your eyes of blue.

That is why all the girls in town follow you all around.
Just like me, they long to be close to you…