ACE&Musicの英語発音ゴスペルプログラムでは、英語の歌の歌詞を音読する、という課題があります。この音読がメイン、と言ってもいいぐらいに重要なトレーニングになります。

同じ音読でも歌の歌詞ですので、歌にした時のリズムも同時につかんでいくようにしながら音読していく、というところに重きをおいて行っています。

今回はその音読をどのように進めていくか、プラス、私がいつもどんな風に歌詞のリズムを把握しているか、などについて、少し具体的にご紹介します。ぜひご自分の歌の際にも参考にしてくださいませ。

①まずは普通に音読する

まずは、歌詞に出てくる単語、発音、調べたい人は意味などをあらかじめクリアにしておいたほうが、音読もスムーズにいきますね。

そういった事をクリアにしながら音読を進めていきます。

特に英語の歌詞は、終わりの単語を、韻を踏んでいる形にしている事が多いので、そういった単語もしっかりとチェックして、発音で韻を踏んでいるように読むことを忘れないようにしましょう。

②リズムに合わせて音読

歌詞の音読が一通り済んだら、今度は実際に元曲の歌に合わせてリズムを合わせながら、メロディーのない状態で歌詞を読んでいきます。

私がよくやるのが、表の拍(4分音符の所)に来る単語、もしくは綴りにチェックを入れることです。こうすることでメロディーのリズムを迷わないですむんです。

例えば、ACE&Musicの英語発音ゴスペルプログラムでも歌っているAmazing Grace

こちらの3番(本来は4番の歌詞ですが)はあまり馴染みがないので歌いにくい方も多いと思います。

その歌詞を見ていくと・・・

When we’ve been there ten thousand years

Bright, shining as the sun

We’ve no less days to sing God’s praise

Than when we’d first begun.

ですが、ここに印をつけていくと・・

    
When we’vebeen theretenthousandyears 
 ✔ ✔    
Bright, shiningasthe sun   
    
we’ve nolessdaystosingGod’spraise
      ✔   
Thanwhenwe’dfirstbegun.   

う〜・・・見た目、わかりにくいな〜・・・💧
あっ、この表はスマホですとレイアウトがちょっと崩れます、ご了承ください💦

なにしろ、自分が迷いそうな所に印をつけていきます。

基本的には、小節のあたまの1拍目がどこにくるのかをはっきりさせます。

で、この中ではShiningが迷いやすいので、シャーのところとニーンのところをチェック(拍数で言うと、1拍目と3拍目になりますが)しますかね。。

最後のbegunは、ビガーンのガーンに1拍目が来るので、gの上にチェックが入っています。

こんな感じで、歌詞カードにどんどん印をつけて歌いやすくします。

③歌い出しを明確にする

さらに、歌い始めに休符が入ることがよくありますね、それが4分休符なのか、8分休符なのか、そしてそれが小節で言う何拍目に歌い出すのか、というところもメモすることが多いです。

歌い出しで迷わなければ、全体の歌の流れもスムーズに進みますね。

音読の段階でリズムを把握して、歌を練習する

このように、先にリズムに合わせて音読をすることで、歌全体を把握することが比較的楽になります。で、メロディーは後から、でも全然遅くありません。

まず歌詞の発音とリズムを掴んでしまえば、歌の5〜6割はできたようなものです。あとはメロディーを付けて、実際の歌の練習に入っていく、という流れです。

私もよくやる練習法なのでぜひ試してみてください。