ACE&Music英語発音ゴスペル、または英会話のACEプログラムでも、英文の音読は必須の要素で、かなりたくさんでてきます。
実はこの音読が難しい、という方が少なくないんです。
「単語がわからない」
「発音の仕方を忘れちゃう」
「何度やってもうまくいかない!!」
そんな声をたくさん聞きます。
なので、そのような問題に直面しても、決してあせらないで下さい、同じ悩みを持っている人がたくさんいるんですから。
英文をチャンクでとらえる
そこで、この英文をより読みやすく、捉えやすくするためにオススメしているのが、「チャンク」というものです。
これは、1つの文章を2〜3,4語ごとに区切り、スラッシュ(/)を入れていって、その区切ったカタマリ、それをチャンク、と呼びますが、
このチャンクごとに、まずスムーズに読めるようにする、という方法です。
例えば、ジングルズに出てくる、おなじみのこの文章、
From early on, three thoroughly surly thirsty thugs thought they could take baths throughout the night.
と、かなり長い文章ですので、これを見ただけで、正直気が滅入りますよね・・(^_^;)
しかし、これをチャンクごとに区切っていくと・・
From early on, / three / thoroughly surly / thirsty thugs / thought /
they could take baths / throughout the night./
と、だいぶ小さなカタマリに分けることが出来ます。この区切りはわかりやすいように、自由にしてくださって構いません。
あとは、この区切り、チャンクごとにスムーズに読む練習をしていけばいいわけです。
※ジングルズではthought とtheyをつなげて言うように、という指示が出てきます、そういう場合は、区切らずにつなげて言えるよう練習してくださいね、念のため。
これが、歌の歌詞の音読であれば、歌のフレーズごとに区切ればいいですね。
通常の英文であれば、まずCDのお手本の音声で、読み手がどこに一呼吸を置いているか、というところで区切ってもいいですし、
文法的に、主語と動詞、その後に続く目的語、装飾語、いろいろと呼び方はありますが、意味をなすカタマリを見つけ、自分で理解しやすいように、どんどん区切っていけばいいと思います。
まずはチャンクごとに練習しよう
このチャンクを、スムーズに読めるようにします。2〜3語、長くても4〜5つの単語のカタマリですから、読むことへの負担はぐぐっと軽くなります。
その中でも特に読みにくいチャンクがあれば、そのチャンクだけを何度か練習し、スムーズに読めるようになったら次のチャンクへ、という風に進め、
そして最後には1文を全部読む練習をする、という段階を踏めば、最初から1文全体を繰り返し練習するよりも、より効率よく、また英語らしい捉え方で、音読を進めることが出来ますね。
どこにアクセントがあるのか
また、文章全体でも、どこにアクセントがあるのか、ということも重要です。
CDのお手本を聞いてみても、全ての単語を、お経のようにイーブンに、全て同じボリュームで音読していることは、まずありません。どこかの単語にアクセントがある、音の高低があるはずなのです。
その、どの単語にアクセントを置いているのか、というのも、余裕があれば聞いて、印をつけるなりして自分の音読の際にもコピーしてみて下さい。
音読がより英語らしい響きになっていくこと間違いなし!です。