最近のレッスンで、よく出てくるようになったのが、
「あいまいなL音」
この音はどのレベルの方でも知っておいて損はないので、ここでもご紹介しますね。
あいまいなL音=舌を使わないL
なにがあいまいって・・・
同じL音でも、舌を使わないL音なのです。
・・・・Σ(゚Д゚;エーッ!!
舌を使うのがL音と教わったのに・・・それを使わないでも発音するとは、ちょっと不思議ですよね。
でもこれ、知らないうちに私もそういう発音していました。
ちなみにこのL音は専門用語で「dark L」と呼ばれます、くらいL、という呼び方がされるんですね〜
例えば、world、result、children、といった言葉に入っているL音はあいまいなL音です。
片や、
early, place, slowly, などはしっかりL音を発音します。
これらの違いはなんなのか・・わかりますか?
あいまいなL音と、普通のL音、の法則
実はこれらには、ある法則があるようです。
前回の記事でご紹介した「英語発音入門」のサイトで発見したのですが、こちらに、その説明を引用しますね。
・milk, cold, told, illness など子音が続くとき
・full, girl, people, feel など語のうしろにあるとき
/l/ の発音は弱くなって上のはぐきにもつかないこともあります。
発音が弱く不明瞭になるのです。
そのためにこういった /l/ は dark/l/ とよばれたりします。
ということで、なるほど!と、私もしっかりと腑に落ちました。
L音の次が、母音ではなく子音が続く時、や、単語がL音で終わる時は、
L音の発音が弱くなり、舌を使わない、あいまいなL音になる、ということです。
「dark L」 と名前まであるんですね。
ちなみにACEのレッスンでは、「あいまいなL」と呼んでいます。
また、Lの次の音が母音で始まる場合には、L音は通常の、舌を使ったL音になります。
この法則を覚えておけば、もう迷うことはないですね!
ただ、この「あいまいなL」は、何が難しいって、発音の仕方が難しいです。こちらはまた別の機会にじっくりと解説します!